リーダーの条件とはなんでしょう?
目標を示し強い意志をもつ、みんなをけん引し結果に責任をもつ、など色々ありますね。
では、”優秀な”リーダーの条件って何だと思いますか?
”優秀な”リーダーの条件は、「チームの士気を極限まで高め、チーム全体最高の力が発揮させることができる人」だと私は思います。
この記事では、チームの士気を極限まで上げているキングダムの例を紹介していきます。
これからリーダーになられる方、優秀なリーダーを目指している方、とにかく、キングダムが好きだという方は是非、読み進めてみてください。
士気とモチベーション
本題に入る前に、似た言葉である、士気とモチベーションの違いを紹介しておきます。
士気とは、組織が団結して目標に向かうエネルギーであり、組織の活力のようなものです。
士気が高まると、勤労意欲が高くなり、団結力強まります。
よって、士気が高いと、実力以上の力が発揮できることもあります。
モチベーションは目標に向かう個人のエネルギーです。
人のやる気のようなものですね。
モチベーションが高まれば、行動力が上がったり、忍耐力が上がったりすることもあります。
要は、意欲が全体のものか、個人のものかということです(士気は「モラール」ともいう)。
さて。どこにでも書いてある説明はこれぐらいにして、いよいよ、キングダムでのチームの士気を極限まで上げている事例を紹介します。
朱海平原の戦いで、信と王賁は、右翼で戦うことになります。
亜光が重症を負い、兵糧も底をつき、極限状態での戦いを続ける飛信隊と玉鳳隊。
信と王賁は、隊への語りかけと檄により、隊を覚醒させることになります。
この語りかけこそが、優秀なリーダーとはこうだよね、と納得する描写なので、順を追って、考察していきます。
原点と歩みを語る(過去~現在)
朱海平原の戦いでの右翼は、戦術でもどうこうできる状態ではなくなり、「明日までに隊を覚醒させる」ことが信と王賁の絶対命題となりました。
百人隊のときからの歩みを語る信と王賁 <引用 キングダム 53巻>
信と王賁は、隊の前で、百人隊からの始まったことを語り始める。
メンバーに苦労をかけ、ともに困難を乗り超え、なんとか成果を上げてきた・・・
「共に戦ってきた」ことを、想いをこめてメンバーに告げる信と王賁。
導入部分で、組織の原点を話すというのは、人を話にグっと引き寄せる効果があります。
人の生い立ちや会社のルーツの話を聞き、さらにそれが「自分と共に歩んできた」となると、仲間意識を感じやすくなると思います。
王賁(俺の戦いは玉鳳と共に始まり今に至る。つまりそれは俺の槍も命もずっとお前たちと共にあった)
「俺はそれを本当に誇りに思っている」 (引用 キングダム 53巻)
私が大好きな王賁のセリフです。
誇りって使ったことありますか?3流リーダーの私は使った記憶がありません・・・

「キミたちと切磋琢磨し苦難を乗り越えてきたことを、本当に誇り思っている・・・」今度いってみようかな~
逆に、原点や過去からの歩みを軽視したり、メンバーへの敬意や感謝を忘れて侮蔑したりという言動では、誰も話を聞きません。
志を言葉にする(現在~未来)
隊のメンバーを引き付けることに成功した信と王賁は、次にどういう言葉を発信していくのでしょうか?
天下の大将軍になると志を語る信と王賁 <引用 キングダム 53巻>
信と王賁は、自らの志、自分の歩む道を堂々と宣言。
未来への道筋を語る二人・・・
王賁は「秦国随一の大将軍にならねばならぬ」
信は「天下の大将軍になる男だ」
どちらも、「~したい」「~と思っている」などのあいまいな言葉を使わず、ずばり言い切っている。
信と王賁の断定した言い回しは、優秀なリーダーなら、是非、マスターしたいところですね。
筋が通っていて、迷いがない道だからこそ、人はついていきたいと思うし、リーダーを応援したいと思うのです。
自信がなさそう、頼りなさそう、言っていることがコロコロ変わる・・・こういう人には誰もついていきたいと思いません。
時間的な面でいくと、「現在~未来」の展望を語っています。
逆に、過去がこうだった、現在がこうだ、しか言わず、未来への展望を示せない人は、もはやリーダーではないです。
「力を貸してほしい」と言えるか⁉
過去~現在、現在~未来を語ったことにより、飛信隊と玉鳳隊のメンバーは、信と王賁への感謝や尊敬の想いでいっぱいになり、忠誠心が高まります。
士気を爆発させるために、最後に、信と王賁はどうするのでしょうか?
力を貸してくれと伝える信と王賁 <引用 キングダム 53巻>
右翼を突破するのは至難の業・・・
自分たちの力で打開しなければならないことを告げる信と王賁。
奇跡を起こす、逆境を乗り越えるために「力を貸してくれ」とまっすぐな気持ちで隊のメンバーに伝える。
最後の流れは、「力を貸してくれ」⇒「檄(げき)」⇒「士気の爆発」となり、飛信隊と玉鳳隊は覚醒に成功しました。
メンバーに対して「力を貸してくれ」っていうのは、自分が上の立場だと、なかなか言える人いませんよね。
王賁なんて、「友よ」・・・ですよ。ついていくしかないでしょ‼
こうしてああしての指示や、いいからやれの強制では、メンバーの士気は絶対に上がりません。
3流リーダーのあるあるとしては、「力を貸してあげるからいつでも声かけて」なんて、上司からありがた迷惑な言葉をかけられた経験のある人は多いと思います(お前の協力なんていらないよね)。
縦の関係ではだめなのです。メンバーと対等の「横の関係」で語ることが重要です。
※縦の関係?横の関係?という方は、是非、私が書いたこの記事を参考にしてみてください。
まとめ
このように、今回の記事では、キングダムで優秀なリーダーが士気を爆上げする描写から、リーダーが士気の上げるために使っている言葉を整理してみました。
「突撃だー」などの檄(げき)だけで、朱海平原の飛信隊や玉鳳隊のように士気は上がらなかったことがご理解いただけたかと思います。
士気を上げる優秀なリーダーが使っている言葉をまとめると、
となりました。
組織やチームの士気が上がれば、確実に大きな成果につながります。
朱海平原の戦いのように奇跡だって起こすことができるのです。
さあ、もう一度、キングダム53巻の信と王賁の語りから檄の場面、メンバーの反応をよく読んでみてください。
まさに、優秀なリーダーになるヒントの宝庫ですから。
私は、皆さんが優秀なリーダーに近づいていけるよう、キングダムとビジネスの関係を引き続き探求していきますね。









コメント