仕事の場では、視点をよいとか、視野が狭いとか、よく耳にすると思います。
視座という言葉もあり、聞いたことがある方も少なくないでしょうか。
視点、視野、視座・・・違いがわかりにくい・・・
私もわかりやすく説明しろと言われても自信がないので、キングダムの例を通じて、違いを紹介していきます。
視点はどこに注目するか
視点は起きている事象の「どの部分を見るか、どこに注目するか」ということです。
使い方としては、あの人の視点は鋭いとか、別な視点を持ちなさい、とかよく聞きますよね。
社内にたまにいるアイディアが多い人は、視点を多くもち、物事のいろいろな部分を見ているから、常にアイディアが出てきます。
キレキレのアイディアは、同じところを見るにしても、見方が違います。
サングラスをかけたり、顕微鏡で見たり・・・視点には独自性や発想も必要です。
視点が鋭いキングダムのキャラというと、何といっても桓騎(かんき)でしょう。
<引用:キングダム 28巻> 魏軍に偽装して敵の中を横断する桓騎の小隊
<引用:キングダム 28巻> 突出した桓騎の戦術眼と度胸を張唐が認める
函谷関の戦いで、桓騎は敵が15万人いるにも関わらず、壁の下に自ら降り立つ。
敵味方全員が「壁の上の攻防」に視点が集中・・・
「この戦局では普通あり得ない大将首」という桓騎独自の視点。
狙い通り敵は桓騎に全く気付かず、敵だらけの中を堂々と横断していき、韓の総大将成恢を討つ。
同行した老将張唐は、桓騎の視点の鋭さに脱帽・・・
桓騎の実力を認めざるを得なかった。
桓騎の視点の鋭さに、読者の誰もが度肝を抜かれたはずです。
この時の張唐とのやりとりする桓騎、めちゃくちゃかっこいいです。
視野は捉える範囲
視野は起きている事象の「どの範囲まで見るか」ということです。
使い方としては、視野を広くもちなさい、あの人の視点は狭い、とかよく聞きますよね。
一部の顧客からのクレームを市場全体のものとして決めつけてしまう場面を見たことがあります。
視野を広くもち、そのクレームが全体に影響するものか、単発的なものか、冷静に考察する必要があるでしょう。
視点が広い人の方が、戦い(ビジネス)も強いです。
キングダムでの著雍(ちょよう)の戦いでは、王騎の元副官である騰(とう)と魏の呉鳳明(めい)が激突します。
<引用:キングダム 36巻> 若き将が名を上げる場だと広い視野で戦をとらえている騰
全土からは秦の騰と魏の呉鳳明はどちらが上なのか、注目が集まった著雍の戦い。
呉鳳明は騰に勝つことしか視野になかったが、騰は違った・・
騰は、これからの秦に必要な若き才能(信や王賁)が、呉鳳明に挑み、名を響かせることをを想定していた。
騰は目の前の戦だけでなく、秦軍の武将の全体、未来に向けての人材育成まで視野を広げている・・・さすが王騎の元副将!
<引用:キングダム 35巻> 三点同時突破の策を起案した王賁
<引用:キングダム 36巻> 若手の力で呉鳳明を打ち取ると語る信
騰は王賁の三点突破の策を採用。
実質、王賁の策で軍全体が動くことになった。
ライバルの信も今回の王賁を「正直、すげー」と認めた。
完璧な布陣を引いていた呉鳳明は完全に虚を突かれ、本陣を落とすことになった。
重要局面で、若手の自立と成長を促した騰はマネージャーの鏡といえる。
軍容では、魏火龍の3人(紫佰、凱孟、霊凰)を率いる魏軍の方が、圧倒的に有利だったはずです。
騰が未来まで見据えた広い視野で戦ったことで、秦軍の勝利につながりました。
視座はどこから見るか
視座は起きている事象を「どこから見るか、どの立場で見るか」ということです。
経営者は視座が高く、現場従業員は視座が低いのが一般的です。
視座が高ければ全体を俯瞰してみることができます。
逆に視座が低いと、現場の近いところしか見えません。
その立場でないと見えないものというのがあるのです。
キングダムの場面でいうと、藺相如(りんそうじょ)と王騎の会話に、視座での見え方が表れています。
<引用:キングダム 55巻> 藺相如が王騎に天下について語る場面
<引用:キングダム 55巻> 未来の天下統一を想像できている藺相如
超三大天の藺相如が、王騎に語りかける場面。
今は熟しきれていなく、戦いを続けているが、この想いがつながっている。
中華は一つになりたがっていて、中華統一の未来が藺相如には見えている。
藺相如の視座は大将軍の中でも高い位置にあった。
視座が低い一般兵や録鳴未(ろくおみ)には絶対に見えないビジョンであろう。
柔軟なものの見方が大切
さて「視点・視野・視座」をキングダムを通じて紹介してきました。。
まとめると
図に表すと以下のようになります。
視野がより広く、視座がより高い方が、見れる範囲が広いことがわかります。

ビジネスや仕事の場では、広い視野で視座を高く、鋭い視点をもっていると、仕事ができるとなるわけです。
一方、人とのコミュニケーションにおいては、相手の目線に合わせて相手を理解する努力が必要です。

部下(視座が低い人)に対して、上から目線になってませんか?
いますよね、現場を理解せずに、理想論だけをかざす上司が・・・



シンプルな仕事(視野の広さが必要ない場面)で、余計な知識を出してものごとを複雑にしてませんか?
いますよね、自分が頭が良いことをアピールしたいだけの勘違いコンサルみたいな人が・・・
コミュニケーションにおいては、相手がどの高さからどのくらいの範囲を、どう見ているかということを理解することが、重要です。
相手の目線を理解するには、柔軟なものの見方視点が鋭いと鈍い、視野が広いと狭い、視座が高いと低い、それぞれのケーススタディは多く学び持っておくとよいでしょう。



そんなのどこで学ぶんですか…⁉
安心してください、キングダムにたくさん描かれていますので、視点、視野、視座を意識して読んでみてください。
また別な記事でも紹介していきますので、お楽しみに。
















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