「人は見た目が9割」という本があるのをご存じですか?
言葉は聞いたことあるよ、という方も少なくないでしょう。
見た目で判断されるのは、顔が平凡以下である私にとっては、とても辛いことではありますが、それが現実なのです。
この記事で紹介したいのは、かっこいい人や可愛い人は得だよね、ってことではありません。
そうではなく、印象の波及効果を正しく理解することはビジネスの場で重要であることを、キングダムを通じて紹介していきます。
勉強している皆さんはハロー効果って聞いたことがあると思います。
今回は、ハロー効果をキングダムでも原先生がしっかり教えてくれているので、ホンキングがこの記事で拾ってまいります。
ハロー効果は2種類
まず、一般的な知識を簡単に触れておきます(詳しく知りたい方は書籍や他のサイトを参考にしてね)
私は三十歳ごろにハロー効果を勉強したことがあるのですが、英語のHalloだろうとはじめは勘違いしていました笑。
身近に感じていただくため、ハロー効果の例をあげてみます。
「有名な〇〇大学卒いうだけで、仕事もできると思い込む」
「好きなタレントが広告に器用されていると商品がよく見える」
「好きになった人は欠点でさえも何でも良くみえてしまう」
人は、特定の特徴や情報のみで、主観的な思い込みをしやすく、全体の評価を見誤ったり、その後の判断を勘違したりしてしまうものなのです。
また、ハロー効果は2種類あります。
一部の良い印象も悪い印象が、思い込みや固定概念をつくりだし、全体のイメージを形成されやすくなっています。
良い印象も悪い印象もあくまで一部であることを認識し、全体での評価はしっかりとした情報や根拠を元に、客観的に評価するのが、本来の姿です。
しかし、ハロー効果を正しく勉強しているビジネスマンはそこまでいません。
よって、判断される側(発信者)であればハロー効果をうまく使い、判断をする側(発信を受ける側)であればハロー効果の影響を抑えて冷静に判断することができれば、優秀なビジネスマンになれるでしょう。
では、いよいよ、ハロー効果をどのように使い、どう解釈していかなければならないのか、キングダムを通じて考察していきます。
キングダムでハロー効果が使われてる⁉
キングダムでハロー効果を使っている場面を紹介していきます。
玉鳳隊を初めて対面したとき見た目に圧倒される飛信隊 見た目の違いは軍としての差ではないことを諭す <引用:キングダム 17巻>
三百人隊となった飛信隊は独立友軍として魏の本陣を狙う・・・
しかし本陣はすでに玉鳳隊に落とされていた。
そこで飛信隊は、王賁率いる玉鳳隊と初対面。
同じ三百人隊でありながら、玉鳳隊は貴士族出身の騎馬隊であり、甲冑や武器もきれいに整っていて洗練されている・・
そんな玉鳳隊を一目見ただけで、飛信隊の隊員たちは、農民出身である自分達には超えられない壁だと肩を落とす・・・
下を向く隊員に対して、信はただ雰囲気だけで、気圧されてしまっただけだといい、玉鳳隊に負けないと飛信隊の士気を上げる。
その後、飛信隊は玉鳳隊と同格の活躍をすることになる。
この場面はまさにハロー効果が描かれています。
① ハロー効果をつかって現実より大きい格差をみせつける王賁
王賁は、最初の一回の勝利(手柄)と、洗練された騎馬隊、英才集団であることを飛信隊メンバーに植え付けました。
結果、飛信隊は戦意喪失し、副将の番陽副将(特に強くもないじじぃ)の一声にもビビってしまうほど、格の差を思い知らされてしまします。
本来は同じ三百人隊、大きな差はないにも関わらず・・・
② ハロー効果によって誇張された評価であると隊を奮起させる信
ちょっと雰囲気で気圧されただけであると、信はハロー効果の全体イメージを否定します。
見た目の差はあれど、同じ三百人将なのですから、そこまで変わらないわけです。
信は自分たちも士族になれるし、飛信隊が玉鳳隊よりも手柄が上げられると宣言します。
みごと、王賁の仕掛けたハロー効果を打ちやぶり、飛信隊は玉鳳隊と同等の手柄をあげます。
※細かい描写なので原作が想像できていない人は、マンガの本編を良く読んでみてくださいね。
初登場したときは首斬り桓騎の異名が誇張されていた <引用:キングダム 19巻>
山陽の戦いで、蒙驁の副将として初登場した桓騎。
首斬り桓騎という異名をもち、元野党集団を束ねる桓騎。
残忍非道な桓騎は、戦い方も手段を選ばないし、兵士以外も平気で殺してしまう・・・
桓騎は、はじめ、信や周りの将からも危険な人物として、評価されている。
最初の描写で桓騎が好きという読者がどれだけいたでしょうか?
原先生は、最初に残忍でアウトローな桓騎を描き、読者が桓騎をすぐに好きにならないように印象をコントロールしました(ネガティブハロー効果)。
物語りが進むにつれて、桓騎の天才っぷりや一家に対して熱い仲間意識をもっている様子を描いていきました。
ネガティブハロー効果で作られたイメージは、徐々に崩されていきます。
そして、最後には、歪められた桓騎の評価は一変し、「桓騎って最初のイメージと全然違う、桓騎最高、桓騎大好き」ってなりましたよね。
ハロー効果による虚像と実像のギャップにも気づける描写があるから、キングダムって面白いんです。
まとめ
このように、キングダムはハロー効果を勉強するにはうってつけの教材となっています。
まとめると
ハロー効果の影響を発信者として理解しましょう!
営業での初回商談での、あたなとの見た目や言動がとても重要になってきます。
気になっている異性とのデートでは、1回目でいかに相手にプラスのイメージをもってもらうかが大事です。
一方、発信を受ける側として、ハロー効果の影響も正しく理解しましょう。
部下を評価するとき、一つの行動や特性の印象を、全体の評価に波及させてはダメです。客観的な事実や根拠となる情報を元に、適正な評価をしなければマネージャー失格です。
容姿が良いというきっかけで気に入った人がいても、その人の性格や行動が本当に自分に受け入れられるか、冷静に判断することが必要ですね。
キングダムファンの皆さんは、キャラを一部の特徴だけで好き嫌いと判断してしまうのはもったいないです。
戦争の時代なので、武力や知力はもちろんなのですが、見た目、性格、人望、志、コミュニケーション力、日々の言動や行動・・・
ハロー効果に縛られず、あらゆる面でキャラを客観的に評価した上で、好き嫌いを決めた方がよりキングダムを楽しめます。
そういう目線でキングダムを読み込むと、実生活でどれだけハロー効果に左右されているか、実感できてくるでしょう。




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