志を高めるためにどうすればよいか、考えたり悩んだりしたりした人も少なくないでしょう。
ここでは、高い志を持つにはどうしたらよいか、志は特定の人しか高く持てないのか、キングダムを通じて一緒に考えてみましょう。
志の根幹となる逆境が志を最強にする
キングダムで志が最強のキャラは、嬴政(えいせい)と信です。
逆境と衝撃の出来事によって、志の根幹が強くなることが、二人の状況から証明されています。
- 嬴政
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逆境・・・・・・幼少期、敵国の趙で虐待を受け続ける.
衝撃の出来事・・自分を闇から救ってくれた闇商人の紫夏との死別
- 信
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逆境・・・・・・戦争孤児で奴隷のような生活を続ける
衝撃の出来事・・ともに大将軍になることを誓い合った親友 漂(ひょう)との死別
唯一のよりどころとしていた仲間を目の前で亡くす出来事で、想いが覚悟に代わり、強い志が形成されます。
<引用:キングダム 8巻> 嬴政を命がけで守った紫夏
紫夏は嬴政を守り抜き、おかげで嬴政は秦に戻るができる。
嬴政は「人の本質は光」と信じるようになる。
<引用:キングダム 1巻> 親友 漂との別れ
漂は大将軍となる志を、一心同体の信に託す。
これが、信の根元といってもよい火になり、大きな力となっている。
現代でも、環境がより厳しいものであるければあるほど、それをバネにしたときのパワーが出る傾向があります。
よく”若い時の苦労は買ってでもせよ”といいますが、嬴政や信を見ているとこの格言が正しいことがわかります。
自己肯定感が低くては高い志は生まれない
ただ単に逆境や苦労を経験すれば、必ず志を高く持てるかというと、そうではありません。
自己肯定感が低い状態、負の感情に染まった状態では高見に上ることは絶対にありません。
<引用:キングダム 8巻> 嬴政の心の闇を解いた紫夏
幼少期、敵国の超で虐待を受け続ける嬴政・・・
紫夏は闇でふさぎ込んでいた嬴政に対して、𠮟責と優しい母性で、正気を取り戻させる。
嬴政も虐げられ続けたことによって抱えてしまった闇を引きずっていては、偉大な王にはなれなかったはず・・・
信は漂を目の前で亡くし、敵への憎しみで怒り狂います。
その怒りだけの状態では敵に突っ込んで犬死にしていたかもしれません。
<引用:キングダム 1巻> 我を失い怒り狂った信に対して有の一発
有の一発により信は使命感を思い出す。
この一言で、漂から託された地図を元に、黒卑村へ向かう信。
そして、秦王嬴政と出会い、大将軍への大きな道を進み始める。
この一発がなければ、信はただの下僕で終わっていたかも・・・
現代でも、自己肯定感が低い人で志が高い人は見たことがありません。
自己肯定感をコントロールすることは、志の向上、マインドの向上に重要な要素であることは間違いといってよいです。
志に対してのビジョンを明確化し共感を得る
ビジネスの世界では、起業家は賛同者を募らなければなりません。
社長は明確なビジョンを見せて、社員の共感を得なければなりません。
ここではキングダムの例を使って、2つ紹介します。
嬴政と信は「目指す」や「なりたい」という言葉を一切使っておりません。
「天下を統一する王になりたい」「天下の大将軍になりたい」のではなく「なる」と言い切ります。
<引用:キングダム 53巻> 常に言い切る信
「~になる」という断定する力強い言葉には、確固たる決意があり、迷いが全くありません。
「~したい」「~を目指す」という言葉を絶ち、言い切ってしまいましょう!
嬴政は六将制度復活させて、戦争の自由を与えますが、一般人の虐殺を厳禁と定めています。
しかし、六将の一人である桓騎(かんき)は邯鄲の戦いで10万人の捕虜兵を虐殺してしまいます。
<引用:キングダム 64巻> 桓騎を問い詰める嬴政
嬴政は邯鄲の戦い後、桓騎の元へ自ら出向く。
あわよくば処刑までされるいった・・・
天下統一後の戦争のない世の中にするビジョンを、王自ら苦言を呈しに動くことによって、全土に知らしめた。
ビジョンに向けての常に行動を続ける嬴政は志高くもつリーダーの鏡だ。
侵略に対する倫理感でいうと、信も虐待や拷問をするようなようでは、絶対に中華統一はできないといっています。
戦争は世を一つにするためにやっていることで、侵略者になってはいけないともいっています。
信は誇らしくかっこいい大将軍になるビジョンを体現していきます。
<引用:キングダム 18巻> 自分の理想とする大将軍像を言葉にする信
信は一般人に乱暴をしていた千人将乱銅(らんどう)に苦言を呈す。
正義感で言い争いになりますが、収まるどころか逆上する乱銅。
最終的に、信は軍律を無視して乱銅を切ってしまうが、この時の信の言動は強い信念を感じる。
飛信隊の結束を強め、正義感の在り方は隊にさらに浸透していきます。
志を育てる
とはいっても、誰もが嬴政や信(起業家や成功している社長レベル)のような大志を持つことは難しいでしょう。
また、現代社会は生きていくことには困らない世の中ですから、志なんてもってなくても生活には困らないでしょう。
ただ一つだけ言えるのは、志があった方が、成功の確率は上がるし、人も巻き込みやすくなります。
一般人は、志を育てていく、でよいと思います。
◆一般人の志の育て方
上記のようなステップで育てていくと、徐々に志が高くなっていくことでしょう。
また、一般人レベルで志を高めていているキングダムのケースは、また別な機会に紹介したいと思います。
【参考】GLOBISで、中間管理職の志について、記事があるので興味がある方は見てみてください。










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