”日本一の〇〇な会社にする”、
”働く以上はやっぱ社長を目指す”
一体どのぐらいの人が、最高峰を目指しているでしょうか?
いや、そこまでは・・・という方も少なくないでしょう。
志は高いと偉大なる功績を残しやすいのはもちろんです。
しかし、”組織の上”では、全員が志高くあるべきなのか、ちょっと疑問です。
この記事では、キングダムを読みながら、志と組織としてのバランスについて考えてみましょう。
もし組織の全員がトップと同じ志だったら・・・
もし、キングダムで秦国の民が全員、中華統一を目指す王(トップ)になると志を掲げたらどうでしょう。
末端の兵士や農民などの凡役はいなくなり、国が成り立たないでしょう。
もし、飛信隊(信の率いる部隊)の全員が、天下の大将軍になると志を掲げだらどうでしょう。
軍として成り立たず、強い軍にはなっていないでしょう。
会社でも、全員が社長になりたい、という会社は、突飛なベンチャー企業以外はまずないですよね。
志を掲げるリーダーがいて、そのリーダーの志に共感するメンバーが集まって組織ができているものです。
集まったメンバーは、それぞれの立場で目標を立て、組織の中で相応の立ち位置を確立していきます。
志はより高めていくことはよいことですが、その高さはそれぞれ違ってよいものです。
やるからには社長になりたい!
部長や課長までなりたい!
給料さえもらえれば平社員で十分・・・
プロ技術者として働きたい・・・
など、会社員の中でも人によって目指すところが違います。
全員が志が高いことが重要ではなく、組織においてはトップの志がメンバーに共感されていることがより重要になります。
志が共感されていないといざという時に・・・
うちの会社は他よりも高い給料を払っているんだから・・・と、勘違い経営者からの言葉を耳にしたことがあります。
これと同じように、金や権力で、メンバーを操っている悪い事例がキングダムでもあります。
追い詰められたときに、誰もトップを助けない、みんな逃げてしまうキングダムの場面を紹介します。
<引用::キングダム 5巻> 追い詰められた成蟜のことを誰も助けない
嬴政による王座奪還作戦の末、追い詰められる成蟜。
そのとき側近たちは我先に逃げ出した。
嬴政に「世を知らぬ人を知らぬ、だからお前はいつも唯一人だ」と言われてしまう。
<引用:キングダム 40巻> 樊琉期をおいて逃げる部下
相国の反乱で好き放題、一般人を殺しまわる樊琉期(はんるき)。
信が助けに入り、追い詰められると・・・
樊琉期の側近たちは、大将を置いて逃げてしまった・・
追い詰められたときこそ、メンバーが助け合い、ピンチを乗り越える底力が出せるのが理想の組織です。
会社がピンチのときに、誰も奮起しなかったり、社員が逃げるように辞めてしまったりする会社組織を目のあたりにしたことはありませんか?
トップの志が間違っていたり、弱かったり、押しつけになっていたりすると、メンバーがついてこないのです。
人望がなければ人はついてきません。
トップの志が共感されていない組織は、業績がたまたまよくうまくいっているときは目立ちませんが、いざというピンチのときに一気にくずれてしまうのです。
突き抜けていない一般人の志はどう育てていくか?
誰もが嬴政や信(起業家や大成功している社長レベル)のような大志を持つことは難しいでしょう。
また、現代社会は平和で社会保証も充実してますので、志なんてもってなくても生活には困らないでしょう。
志を無理に高くする必要はありません。
組織の中での立ち位置や、自分の価値観に従って、自分にあった志を持ちましょう。
そして、一般人は、日々「志を育てていく」を戦略をとった方がよいです。
一般人の志の育て方
キングダムでいうならば、尾平あたりのケースがわかりやすいですね。
黒羊の戦いで、飛信隊の最古参尾平は、桓騎軍に入って戦います・・・
桓騎兵が敵から奪ったであろう腕飾りをたまたまもらってしまった尾平・・・
倫理感をめぐり、信と喧嘩になり、クビを宣告されます。
自分は必死に信についてきた普通の人間だと嘆く尾平
<引用:キングダム 42巻>
自分は、信のような大きい夢もないし、羌瘣のように強くもないと話し出す尾平。
信に便乗して飛信隊にいるが、村に帰って恋人の東美ちゃんと結婚し畑でもやって暮らすのも十分幸せだといっている。
<引用:キングダム 42巻> 桓騎兵が信をバカにしているところを見て激怒する尾平
桓騎兵に、信は器が大きいから略奪や暴略をしないと苦言を呈する。
信を笑うやつは許せないと想いを発すると、
「大好きな信と一緒に戦いたい」という自分の志、方向性にはっきり気づく。
まとめ
ここでは、キングダムを例に、組織で志が全員高い必要があるのか、考察してきました。
という自論でまとめさせていただきます。
志においては、組織としてバランスも重要、トップの志が共感されていることが最重要です。
ぜひ、会社の仲間にどこを目指しているか、聞いてみてください!
【参考】GLOBISで、中間管理職の志について、記事があるので興味がある方は見てみてください。





コメント