なんかこの人とは話していると安心感があるな・・・
この人に意見を聞けば間違いないな・・・
たまにこういう人いますよね。
いわゆる、みんなから信頼され、自然とみんながついてくるタイプです。
私もビジネスパーソンの端くれとして、こういう人に憧れを持ち、目標としています。
この手のキングダムキャラといえば・・・
そう、今回の記事では、才能の底が見えない男「蒙恬」について、コミュニケーションの観点を軸に、紹介していきたいと思います。
「コミュニケーション能力を上げたい」、「周りからもっと信頼されたい」、「キングダムが好きだ」、「蒙恬が好きだ」という方は、是非この記事を読み進めてみてください。
自然体とユーモアを併せ持つ
蒙恬といえば、ナチュラルなイメージがありますね。
裏表がなく、とにかく自然体で人と接しています。
目上の人であってもへつらうようなこともなく、部下に対しても偉そうには絶対にしません。
人によって接するスタイルを大きく変えないからこそ、人から信頼されるのです。
さらに、蒙恬はユーモアのセンスも、持っています。
ここでは、蒙恬のユーモアさが出ている場面を紹介します。
山陽の戦い後の戦況を話合う若手3人 <引用 キングダム 23巻>
重要拠点である山陽を取ったあとの信、蒙恬、王賁の3人の会話。
蒙恬は軍司河了貂を紹介したことに対して、御礼をもらっていないと、軽い冗談をかわす。
「もたもたしていると俺らの代で終わらない」という信の発言に対しては、「時々鋭い」というユーモアかつ絶妙なニュアンスで反応。
同年代で大将軍を目指している信、蒙恬、王賁の3人は、ライバル関係にあります。
知力では圧倒的に劣っている信に対して、蒙恬は信の言動のいいところにフォーカスする言い回しをしています。
王賁は「信=バカ」と完全にけなしているため、蒙恬が信の肩を持ちすぎると、3者のバランスが崩れてしまう・・・
「鋭い」という褒め言葉に「時々」をつけて、信を認めつつも、直球ではなく、ユーモアも交えてうまく表現していますよね。
信にとっては、「鋭い」という言葉がうれしいはずです。
王賁にとっては、信を褒めちぎらずバカのニュアンスを残す「時々」という言葉を使っているので、悪い気分にはならないはずです。
このように、蒙恬は、聞いている全員の気持ちをくみとるコミュニケーションをとっています。
相手への敬意を前提にする
さらに、蒙恬のコミュニケーションは、相手を尊重、相手への敬意を前提としているところが、凄いのです。
信の言動に対して絶妙な言いまわしをする蒙恬 <引用 キングダム 20巻>
山陽の戦いの初日の夜。
蒙恬は、信と王賁の3人で話をする場を設ける。
右軍の状況を詳しく話す蒙恬と王賁に対して、信は「自分たち中央軍の輪虎が問題だろ」と割って入る。
戦況は以下
輪虎は左右どちらかの軍が押し込むのを待っているため、本気を出していない状態である・・・
よって、右軍と左軍の状況も大事である・・・
もし本気で輪虎軍に攻められたら中央軍だけで止めるのは極めて厳しい・・・
この戦況をわかっていない信に対して、王賁は「バカが!」というだけだが、蒙恬は「半分合ってて半分間違っている」という巧みな言葉を使う。
意見したことに対して、「間違っている」や「それは違う」と完全に否定するのではなく、「半分合っている」と相手を認めています。
相手への敬意をしっかり表現しているので、「半分間違っている部分はどこだ?」と、信はより注意深く蒙恬の話を聞くでしょう。
王賁と蒙恬のどちらの話が聞き入れやすいかは、明白ですよね。
常に最適案を考え自分の意見をはっきり言う
.
宜安の直前の城である赤麗を落とすことにした秦軍。
本戦を直前に控え、戦力を温存しておきたい場面でもあり、どの軍で攻めるか議論になりました。
蒙恬はここでもコミュニケーション力を発揮します。
赤麗を攻める担当を壁軍にお願いする蒙恬 <引用 キングダム 65巻>
赤麗の城攻めをどの軍を使うべきか・・
飛信隊は立候補するが、蒙恬は壁将軍が受けてほしいと申し出る。
桓騎軍の軍司、摩論はひどい言い方をするが、蒙恬が一掃。
軍容全体を見たうえで、軍の特性の活かし方として提言している。
壁は快く赤麗の城攻めを受けることになる。
壁は「なんで俺なんだ」とならずに、赤麗攻めを引き受けました。
蒙恬は全体のリソース、周囲の状況や背景を踏まえて、最適だろうという意見を、ずばり伝えています。

皆さんは、目上の人や立候補者もいる状況で、ここまではっきりと自分の意見を論じれますか?



理由がはっきりせず、自分都合の意図が見え見え・・・
メンバーに「なんでわたしなんだ」「ふざけるな」なんて言われてませんか?
嫌われる勇気が不足している私だったら、人への気遣いを優先して、妥協点に着地させようとしてしまうかもしれません・・・
または上の立場の人にヒヨって不毛な忖度をし、最適解から離れた方向に誘導してしまうかもしれません・・・
常に最適解をさぐり、自分の意見をはっきりに伝えるってとても大事なことですよね。
嫌われる勇気が蒙恬にはあるってことです。
※「嫌われる勇気」については今回のテーマで紹介しきれないので、また別の機会で紹介します。
まとめ
このように、蒙恬は「才能の底が見えない男」と昌平君に言われるほどの軍略の天才というだけでなく、コミュニケーションの天才であることがわかると思います。
また、蒙恬は文武両道・・・
いざというときは、自らがつぶれ役となることもいとわない人間です。
山陽の戦いでは輪虎を打つ作戦を自分で考えたにも関わらず、自らはつぶれ役(輪虎兵ねらい)・・・
朱海平原の戦いでは、麻鉱が打たれ壊滅的になった左軍を復活させただけでなく、自らも体を張って乱戦に入る・・・
自分よりも常に組織の勝利を優先する行動をとれるからこそ、蒙恬は信頼が厚く、多くの人から尊敬されています。
まとめると、コミュニケーション能力が高い人(蒙恬を例)とは
・ユーモアもあり、自然体
・裏表がなく、人によって接するスタイルを変えない
・常に相手に敬意を払う
・忖度をせず、自分の考えをはっきり伝える
・自分ファーストではなく、組織を常に優先する
ということになりました。
蒙恬の言動には、我々ビジネスパーソンにとってヒントとなる場面がたくさんかくされています。
蒙恬の格好いい顔はまねできないですが、コミュニケーションの技術であれば、少しはまねできるかもしれませんね。
そういう視点で、天才蒙恬を追いかけながら、キングダムを読み込んでいくのも、とっても楽しいですよ。









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